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辻クリニックは下肢静脈瘤日帰り治療(レーザー治療、グルー治療)と生活習慣病専門のクリニックです

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.087-867-2662

〒761-0301 香川県高松市林町1501-1

グルー治療Cyanoacrylate closure

下肢静脈瘤血管内塞栓術(グルー治療)

グルー治療は、静脈の中に医療用瞬間接着材を注入してふさいでしまう治療方法です。
2019年12月からは、VenaSealクロージャーシステムを用いた治療が保険適用になりました。
辻クリニックでは、下肢静脈瘤で悩む患者さんのために、香川県下でもいち早く導入しております。



グルー治療について

グルー治療とは

下肢静脈瘤グルー治療は、傷んだ静脈内にカテーテルを挿入し、シアノアクリレート(医療用接着材)を注入して閉塞させる「血管内治療」です。接着材(医療用材料)を用いるため、糊(のり=glue)を意味するグルー治療と呼ばれます。

レーザー治療(血管内焼灼術)との違い

レーザー治療と違い、グルー治療は熱による周囲組織の損傷の危険がないので、TLA麻酔(低濃度大量局所浸潤麻酔)が必要ありません。グルー治療では、下腿部のカテーテル挿入部の局所麻酔だけで手術が行えます。
また、手術後に必ずしも弾性ストッキングを着用する必要はありません。しかし、脚のむくみの軽減、下腿部の静脈瘤の早期退縮のために、できるだけ着用をお勧めしております。



グルー治療の適応

グルー治療の適応は、「有症状の一次性下肢静脈瘤」です。
有症状とは、下肢の重さ、だるさ、こむら返り、浮腫(むくみ)、疼痛、不快感、痒み(うっ滞性皮膚炎)などです。

グルー治療の禁忌など

グルー治療が行えない患者(適応外患者)は以下の通りです。

禁忌
  • シアノアクリレート系接着材に対するアレルギー歴
慎重適応
  • まつ毛エクステンションや人工爪の施術者
  • シックハウス症候群の既往
  • 下肢蜂窩織炎を合併している場合
  • 感染を合併している静脈うっ滞性潰瘍症例
  • 全身性炎症疾患、自己免疫疾患(膠原病)、肉芽腫性疾患、複数のアレルギー

グルー治療のメリット・デメリット

グルー治療は、下肢静脈瘤の患者さんに行えるものではなく、また以下のようなデメリットもあります。

メリット
  • 局所麻酔のみで手術が可能、TLA麻酔の必要がない
  • 手術後、弾性ストッキングでの圧迫が必須ではない(任意である)
  • 手術直後から仕事が可能
デメリット
  • アレルギー体質の方には不向き
  • 伏在静脈が体表から近い場合や蛇行が強い場合には行えない
  • グルーが長期間体内に残る

資格・認定

下肢静脈瘤グルー治療が保険診療として行えるのは、正式なトレーニングプログラムを修了した医師が、薬事承認されたVenaSealクロージャーシステムを用いて行う場合のみです。

Tsuji Clinic辻クリニック

〒761-0301
香川県高松市林町1501-1
TEL 087-867-2662
FAX 087-867-3232


下肢静脈瘤日帰り治療実績

7,901件

レーザー治療    4,641件
グルー治療       143件
ストリッピング手術 1,722件
硬化療法      1,395件
   (2007年10月〜2024年3月)
  対象期間の内訳はこちら



(第1回〜第4回)

(第1回〜第8回)