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ゼップバウンドは“誰でも痩せる薬”ではない|食事管理をしても痩せない「肥満症」の新しい治療選択肢

「食事制限をしているのに痩せない」
「運動を続けても体重が落ちにくい」
「健康診断で血糖値や血圧を指摘された」

そんな悩みを抱えている方は、単なる肥満ではなく、“治療が必要な肥満症”かもしれません。

近年、肥満症治療薬として注目されているのが「ゼップバウンド(チルゼパチド)」です。ただし、ゼップバウンドは美容目的で誰にでも処方される薬ではありません。

この記事では、ゼップバウンドの特徴や、どんな人が対象になるのかをわかりやすく解説します。

ゼップバウンドとは?

ゼップバウンドは、肥満症治療を目的とした週1回注射タイプの治療薬です。

GIPとGLP-1という食欲や血糖に関わるホルモンへ作用し、以下の働きが期待されています。

国内外の臨床試験では、生活習慣改善と組み合わせることで、大きな体重減少効果とともに心血管疾患も減少したと報告されています。

ゼップバウンドは「痩せたい人全員」が対象ではない

ここが非常に重要なポイントです。ゼップバウンドは、「楽に痩せるための美容薬」ではありません。

対象になるのは、主に次のような“肥満症”の方です。

つまり、「自己流ダイエットでは改善が難しい状態」に対して使われる医療用の治療薬です。

そもそも「肥満症」とは?

肥満症とは、肥満によって健康障害が起きている、または起きるリスクが高い状態を指します。

単に体重が重いだけではなく、

などが関係している場合、医学的な治療対象になります。

肥満症の方の中には、

それでも体重が減らないケースがあります。

これは、ホルモンバランスや代謝、食欲調節機能などが関係している場合もあり、気合いや根性だけでは改善できないことがあります。

そのため、近年では「肥満症を医療として治療する」という考え方が広がっています。

肥満症治療の目的

肥満症治療の目的は、減量により健康障害・健康障害リスクを改善し、QOL(Quality of Life)の改善に繋げることです。

「肥満症診療ガイドライン2022」より引用

ゼップバウンドが向いている可能性がある人

次のような方は、医療機関への相談を検討してもよいでしょう。

食事制限をしても痩せない
リバウンドを繰り返している
健診で生活習慣病を指摘された
BMIが27以上である
肥満による体調不良がある
医師の管理下でしっかり治療したい

まとめ|ゼップバウンドは“本気で肥満症治療が必要な人”の選択肢

ゼップバウンドは、単なるダイエット薬ではありません。食事療法や運動療法を行っても改善が難しい「肥満症」の方に対して、医師の管理下で使用される治療薬です。

もし、

「頑張っているのに痩せない」
「健康リスクが気になる」

という場合は一人で悩まず、まずは当クリニックへお気軽にご相談ください。

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